素朴な疑問:デジタルとアナログってそんなに違うもんなのかな?

・ベルトの穴?


 ベルトに穴のあいてるタイプはデジタル。穴がなくて、好きな位置にとめられるタイプはアナログ。


・楽譜はデジタル?


 五線譜、という秩序あるルールのもとに、ド、ラ とか、8分音符、という情報はデジタルデータ。記録媒体には依存しない。


デジタルカメラはデジタル?


 画素、というピクセル単位でできた座標上の四角いドットに、何万分の1というパターンを一個づつ埋めていく。飛躍させて、地球全域をナノ単位で撮影できるカメラがあり、その撮影データはデジタル?無限に近い解析不能なデータをデジタルと呼べるのだろうか。


・水はアナログ?


 水は拡大していくと「H20」という原子の組み合わせになりますが、1リットルのペッドボトルの中の水はアナログ。解析不可能性。



・アナログレコードはアナログ?


 アナログレコードは、気温や湿度などまわりの影響をうけなから常に変化をしていて、アナログレコードを聞いた時、前に聞いた時の音と、これから聞く音は、同じ音ではない。アナログレコードは「不安定かつ予想できない複合的な要素(湿度、気温、日光とか)」の影響をうけながら時間を経過します。その変化がわからない限りアナログレコードは非常にアナログ的です。逆に、外部の影響をうけない宇宙空間のようなところにアナログレコードを30年ぐらい放置して、もう一回聴いてみたら。変化がおきてないので、質的にはCDやmp3とあまりかわらない?前述の地球丸ごと画像データとニュアンスが近い。


googleの検索結果はデジタル?


 googleの検索結果はその瞬間はデジタル。しかし対象となるサイトは連続的に変化をしています。きちんと計算された大手企業のサイトや、個人サイトなど予想もつかない変化をするサイトがります。魚うってるサイトがいきなり神戸牛を売り始めたりもします。中国など国単位で検閲がおこったら、異常気象がおこったかのように劇的な変化がおこることもあります。それは先ほどのアナログレコードにおける、湿度や気温、日光との関係に似ていると思います(時間による複合的な変化)。


絶対零度絶対音感倍音、沸点など、アナログ世界でもデジタル的な要素が色々とある?


 モチーフや世界(媒体)でデジタルかアナログかを判断するのは難しい?
 解析可能かどうか?、再現可能かどうか? という判断で区別するのはどうか